広がる炎、募る不安 新たな避難指示に 岩手・大船渡山林火災
岩手県大船渡市の山林火災は延焼が続き、1日朝までには焼損面積は約1400ヘクタールに拡大。2002年以降、国内では最悪の山林火災となっている。
1日には、三陸町越喜来(おきらい)の3地区が新たに避難指示の対象となり、同日午前7時時点の市の発表では、市内の11避難所に住民1033人が避難しているという。住民たちの不安は日増しに募っている。
越喜来小学校の避難所に来た女性(70)は、火災現場近くの綾里に住んでいた。2月26日から上甫嶺地区の親戚宅に身を寄せていたが、1日朝にそこへも避難指示が出た。「(自宅を)出たときは、1~2日ぐらいで帰れると思っていたから何も持ってこなかった」という。
佐藤汐華さんは大船渡高校の卒業式に参加するため、避難所の駐車場で前髪を整えた。卒業式のあとはプリクラを撮りに行く予定だったが、できるかわからない。「もっと大変な人もいるから。大丈夫」
避難準備をしていた甫嶺のみちのくダイビングリアス代表の佐藤寛志さんは「避難に関しては震災のときの経験があるから、本当に迅速に動いている。とりあえず今は避難に徹します」と話した。
震災後に転居 「もう大丈夫」と思ったのに
同じく避難所となった大船渡…
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- 山田暢史
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